内容説明
漆黒の闇のなかに浮かぶ星々、星雲、星団、銀河、銀河団。ハッブル宇宙望遠鏡、すばる望遠鏡など最新の観測機器がとらえた鮮やかな色彩、繊細な形、くり広げられる美の競演。
目次
第1章 星たちの競演(銀河に咲く花;彩り豊かな星たち ほか)
第2章 躍動する銀河(天の川銀河と大小マゼラン雲;渦巻銀河いろいろ ほか)
第3章 宇宙を見る(天体観測のメッカ;すばる望遠鏡とVLT ほか)
第4章 地球のなかまたち(私たちの太陽とオーロラ;地球のお供、月 ほか)
著者等紹介
野本陽代[ノモトハルヨ]
東京都に生まれる。慶應義塾大学法学部を卒業。サイエンスライター、翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mitei
220
宇宙の写真が綺麗だった。こういうの見るとなんか落ち着くなぁ。2015/04/17
ちゃこばあ
16
とても綺麗!古い本なので冥王星が太陽系の惑星となっているけれど、だからこそ大きさ比較に載っていてなるほどでした。しかし、出土した遺跡や骨とかが炭素量で何年前のものとか判断できるのも不思議だけど(この本には関係しませんが)、今見える宇宙の果ての星団とかが何万年前の光とか・・やっぱり不思議。本当に神秘的です。2015/05/15
takao
2
ふむ2023/12/19
タミイ
2
昔買ったまま本棚の肥やしになっていた。コンパクトな新書にこの世のものとは思えないほどカラフルで美しく神秘的な宇宙写真が豊富に掲載されていて、日常の些末な事がちっぽけに思えてくる。出版年が少し古いのだが、宇宙好きな一般人には眺めるだけでもオススメ。90年代以降、ハッブル・すばる宇宙望遠鏡等の観測装置やコンピュータの画像処理技術が格段に進歩したことで、これほど色彩豊かで詳細な宇宙写真が撮れるようになったとのこと。写真に加えて、星雲・星団・銀河・惑星他、用語についても分かりやすく解説されていてとても読み易い。2016/03/20