講談社+α新書<br> 自分の骨のこと知ってますか―人のからだは驚異の立体パズル

講談社+α新書
自分の骨のこと知ってますか―人のからだは驚異の立体パズル

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  • サイズ 新書判/ページ数 220p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062720885
  • NDC分類 491.16
  • Cコード C0275

内容説明

人体を守る骨の不思議、巧妙なしかけを明かす!頑丈で軽く、硬くて弾力のある骨。この高性能の素材が血液を製造し、脳や内臓を守り、しなやかな動作を生む。からだは骨と関節の予想以上の精緻な設計によって守られている。

目次

序章 骨のかたち1200個あまりの立体パズル
第1章 なぜ、人間に骨があるのか
第2章 骨がからだを守る
第3章 骨からわかるヒトのからだ
第4章 骨に刻まれた進化の秘密
第5章 骨の地図帳(頭部の骨;くびと背中の骨;胸の骨;腕と肩と手の骨;骨盤;脚と足の骨)

著者等紹介

桜木晃彦[サクラギアキヒコ]
1954年、東京都に生まれる。医学博士。東京大学理学部を卒業。北里大学医学部助手を経て、東京芸術大学非常勤講師。腓骨の研究者としても活躍するほか、専門研究分野である解剖学と美術を結びつけた“美術解剖学”を新しい研究領域へと発展させることに挑んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くまこ

4
「理科の勉強になったわ。35億年前に単細胞生物が海水のカルシウムイオンを生命活動に利用し、やがてカルシウムをストックできる多細胞生物が生まれていったという生物史の話が面白かったの」「カルシウム化合物のブロックが背骨に発展し、およそ6億年前に脊椎動物が出現か…。寝っ転がって本を読めるのも、ああ、偉大なる骨のおかげなのね」「ぬいぐるみにも骨があったら良かったなあ」「いや…可愛くないから、それ」2014/04/24

rouningyou

2
骨を新陳代謝させるためには、古い骨細胞を壊す破骨細胞なるものがあり、それは免疫系のマクロファージと近い起源を持つそうで、なるほど動物の体とは、一定不変ではなく消えては生まれを繰り返すものと思える。ならば何処かで再生が余計に働いて縮んでいく老体に抗う秘策はないものかと思うが、本書そこまでは触れていない。また、足の骨が脳への衝撃を守るために様々なしかけを持つという記述に、やはりカカト着地は間違っていると確信した。2014/07/16

白黒豆黄昏ぞんび

1
自分の骨を触りながら読むと面白かった。2011/10/18

concreteseijin

0
骨トレ2014/11/15

夢読み

0
骨に関する知識がコンパクトにまとまった一冊。骨の機能を知ることは合気道の技術向上に役立つかも。2011/09/21

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