内容説明
熟成された孤独感こそが人間的魅力を醸成する!いくつになってもへこまず、自分第一に生きたいもの。本書にあるマンガ漢詩で、李白や杜甫の世界に出会えば、この先を生きる心の準備は万全。人生後半の生き方読本。
目次
わがままに、自分第一に
これからどこへ行く
老境にあこがれる
大夢を生きる
退くも一手
感傷で心を洗う
うるおいを持ちつづける
気持ちにゆとりのある人、ない人
「運」という化けもの
何が幸いするかわからない
生もよし、死もよし
風向きがよくないとき
自分の居場所
人生達観法
著者等紹介
野末陳平[ノズエチンペイ]
1932年、静岡県に生まれる。早稲田大学文学部東洋哲学科を卒業。放送タレントを経て、24年間、国会議員を務める。大正大学教授
蔡志忠[サイシチュウ]
1948年、台湾に生まれる。漫画家。中国古典を漫画化した作品はいずれもベストセラーとなり、世界各国で翻訳されている
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感想・レビュー
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ヘムレンしば
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もうすぐ40歳なのでタイトルに魅かれて読みました。未だ人生の無常を感じるような歳では無いのですが、ふとしたときに漢詩をつぶやけるようになれたら良いですよね。読んでみて最初に思ったのは、著者の野末陳平氏が非常に明るくて若々しいって事です。漢詩を嗜むようになるとこのように成れるのでしょうか。老いを嘆く詩、楽しむ詩、笑える詩。非常に奥深い世界をこの一冊で楽しむ事ができます。考えてみると巷に溢れる詩は男女関係モノばかりだけど、漢詩の世界は男の浪漫とか感慨の詩が多いですよね。もっと沢山の漢詩に触れたいと思いました。2012/11/14
酒井 朋子
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漢文購読の小論文に挑戦する前に、漢文を好きになってみようと試みた本です。漢文は難しいですが、芸術的で好きになりました。
Soichiro
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往事渺茫として夢に似たり。 こういう世界は好きです。2025/01/04
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