内容説明
技術評論の第一人者が、素朴な日常生活や社会活動の中から、自然と人の危機と共存の体験を語り、美しい日本列島、かけがえのない地球とともに人が生きていく知恵を探る。
目次
プロローグ 一次自然、二次自然、三次自然
第1章 自然と人の共存の風景
第2章 花鳥風月の自然と素顔の自然
第3章 美しい日本に生きる
第4章 美しい地球に生きる
著者等紹介
星野芳郎[ホシノヨシロウ]
1922年、東京に生まれる。1944年、東京工業大学を卒業。1962~1968年、立命館大学経営学部教授。1981~1997年、帝京大学経済学部教授。その他の時期は、主に技術評論家として、技術論と現代技術史の研究に専念する。その間『技術革新』『技術の体系』『瀬戸内海汚染』などを上梓、また1961年には『マイ・カー』がベストセラーになった。著書には『星野芳郎著作集』(全8巻)『反公害の論理』『先端技術の根本問題』(以上、勁草書房)、『技術と政治―日中技術近代化の対照』(日本評論社)、『日米中三国史―技術と政治経済の55年史』(文春新書)、『技術と文明の歴史』(岩波ジュニア新書)などがある
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