講談社+α新書<br> 子どもの凶悪さのこころ分析―17歳にみる「退化のきざし」

講談社+α新書
子どもの凶悪さのこころ分析―17歳にみる「退化のきざし」

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  • サイズ 新書判/ページ数 222p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062720540
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0211

内容説明

17歳の凶悪犯罪は氷山の一角に過ぎない!!子どもの心におきている急激な変化は、人類が退化の方向へ進んでいる大いなる証といえる。名医の逆説的「悪い子の育て方」の提案。

目次

プロローグ 五月の悪夢
第1章 十七歳・臨界点を超えた、心の地殻変動
第2章 変化が目立ってきたのはいつか
第3章 「引きこもり」について
第4章 あまりにも日本的な「家庭内暴力」
第5章 ヒト化とはなにか
第6章 普通の十七歳に見る不思議な退化―ヒト化の遅れの実相
第7章 子どもたちも、出口を探している
第8章 逆説「悪い子の育て方」
第9章 さらに逆説「悪い子の育て方」
第10章 新たなる近隣形成を
エピローグ 「心」「こころ」―悪夢のつづき―そして希望

著者等紹介

中沢正夫[ナカザワマサオ]
1937年、群馬県に生まれる。精神科医、作家。群馬大学医学部を卒業。代々木病院副院長。「精神医療の現場には、その時代の息吹きが、いち早く人間に託してはこばれてくる。哀しみを共有できる人へのメッセージには、再生への祈りが満ちている」をモットーとしている。著書には『ストレス「善玉」論』(角川文庫)、『他人の中のわたし』『「死」の育て方』(以上、ちくま文庫)、『フツーの子の行方』(三五館)、『六十で悪いか!』(朝日新聞社)、『なにぶん老人は初めてなもので』(柏書房)などがある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまネギ子

2
まとまり性はないけど面白かった。以下印象に残った事メモ→精神科は社会の鏡、はしりがやってくる。子どもをダメにする甘やかしとは、共依存の状態である。昔の17歳は今より幸せだった。群から離れて密室で育ったニホンザルは、セックスはするが子供が育てられず、殺してしまう。子供は多様性のある群れの中で自己コントロールを身に付ける。2018/04/22

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