内容説明
17歳の凶悪犯罪は氷山の一角に過ぎない!!子どもの心におきている急激な変化は、人類が退化の方向へ進んでいる大いなる証といえる。名医の逆説的「悪い子の育て方」の提案。
目次
プロローグ 五月の悪夢
第1章 十七歳・臨界点を超えた、心の地殻変動
第2章 変化が目立ってきたのはいつか
第3章 「引きこもり」について
第4章 あまりにも日本的な「家庭内暴力」
第5章 ヒト化とはなにか
第6章 普通の十七歳に見る不思議な退化―ヒト化の遅れの実相
第7章 子どもたちも、出口を探している
第8章 逆説「悪い子の育て方」
第9章 さらに逆説「悪い子の育て方」
第10章 新たなる近隣形成を
エピローグ 「心」「こころ」―悪夢のつづき―そして希望
著者等紹介
中沢正夫[ナカザワマサオ]
1937年、群馬県に生まれる。精神科医、作家。群馬大学医学部を卒業。代々木病院副院長。「精神医療の現場には、その時代の息吹きが、いち早く人間に託してはこばれてくる。哀しみを共有できる人へのメッセージには、再生への祈りが満ちている」をモットーとしている。著書には『ストレス「善玉」論』(角川文庫)、『他人の中のわたし』『「死」の育て方』(以上、ちくま文庫)、『フツーの子の行方』(三五館)、『六十で悪いか!』(朝日新聞社)、『なにぶん老人は初めてなもので』(柏書房)などがある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 電子書籍
- comic Berry's エリート上…