内容説明
子どもには楽しく、大人にはほろ苦く、世代を超え人生を映すグリムの魅力。20世紀最後の完訳決定版全集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鏡也
6
池田香代子氏翻訳のグリム童話。5巻で終了かな。全巻通して、最後に池田氏による解説が載っているけれど、そちらもためになる本でした。2016/11/13
ティス@考える豚
2
掌編ばっかり。解説が良かった。KHM161しらゆきべにばら、唯一のダブル女性主人公。物語自体もほかとちょっと類型が異なる。多分語り手が良かったのかな?KHM170苦楽を分かつ、ただのDVだけど旦那の言い訳が目茶苦茶過ぎて逆に笑える。KHM175月、宗教的モチーフがありながらグリム童話に挿入され続けてる珍しいタイプ。KHM176寿命、KHM177死神の使い、実に童話的で面白い。KHM187兎と針鼠、ドイツ版兎と亀、発想はどこでも似通うのか。2016/04/02
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