出版社内容情報
ビギナーから中壮年までのビートルズ決定版4人の幼少期と、出会い、栄華をきわめた時期から解散、独立後の個々の活躍。そしてジョンの死、リンダの死。ビートルズを多角的にとらえたペーパーバック決定版 小学中級から
内容説明
20世紀最高のミュージシャン―ザ・ビートルズ。リンゴ・ジョン・ポール・ジョージの4人がバンドを結成。子どものころから、であい、デビューにまつわる話、世界のトップアーティストにのぼりつめ、解散する。その後の活躍までをくわしくえがく。
目次
第1章 誕生
第2章 であい
第3章 めざすはナンバーワン
第4章 世界のアイドル
第5章 成功の光と影
第6章 愛こそはすべて
第7章 新しい道の模索
第8章 ビートルズ・フォーエバー
著者等紹介
広田寛治[ヒロタカンジ]
1952年、愛媛県生まれ。横浜国立大卒、都立大学大学院修了、文学修士。日本ポピュラー音楽学会会員。ムック・シリーズ『ノーウェア』編集長を歴任。現在は、現代文化全般をテーマにした編集プロダクション「フロム・ビー」代表。著書に『ビートルズ学入門』(新潮社)など。ビートルズ関連の情報を満載した電子メール・マガジン「BEA-MAIL」を無料で発行中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
27
兄がねえ、ビートルズのコピーバンドやってたんです。レコード持ってたようです。ちょっと改めて私もビートルズに関する知見を深めたく思いまして。本作はジュニア向けのもので、分かりやすく、多分綺麗な部分で構成されてる気がします。だからなのか、4人の足並みが揃わなくなり、解散する描写は辛くて、今も思い出し泣きしてしまいます。4人とも音楽が好きで天才だったせいで、(自分だけがバンドの除け者なのでは)と、多かれ少なかれ思ってしまった、とあり、そんなわけないじゃないかと。はい泣いてまーす。もうダメ。2021/02/20
水無月十六(ニール・フィレル)
4
ビートルズの結成から解散、その後の活躍まで刊行当時(2000年)の情報をまとめた本。講談社の児童向けレーベルなのか、かなり平易な表現でわかりやすくまとめられており、漢字には読み仮名がほぼ全てふってある。ビートルズの名前だけは知っているけどそういえば結成経緯とか歴史はあまり知らないなという人の入門導入書としておすすめ。2022/03/25
ゆりめろ
4
驚いたのはビートルズはメジャーデビューからわずか8年で解散しているということ。たったこれだけの活動期間にも関わらず、ここまで語り継がれるなんてすごいなあと改めて思いました。 しかも解散時全員20代て。私の年の頃には、ありあまる富と名声を手に入れてたのね…。 子供向けなので、彼らの音楽のがいかに優れているか、世界の熱狂ぶり、それに伴う苦労などわかりやすく書かれてて勉強になりました。 解散時、彼らの関係は泥沼だったようですが、この本では、それぞれ自分自身の音楽に向けて歩みだしたと爽やかに結んでます。2016/06/02
ねちゃぴん
2
ものすごく分かりやすくまとめてあるなあ!しかしジョンの最初の子、ジュリアンに関しては一切触れられていない。ようお父ちゃんを恨まずに生きとるなあ、あの子…2018/06/07
MOJITO
0
子供が読んだ本を一緒に読むのが習慣化してきてしまった。子供にはビートルズの曲を聴かせてあげる約束をした。ビートルズの活動は音楽だけに限らず、成功者の波乱万丈そのものが組織・人のスタディーケースとなる。凡人からみるとリンゴが一番幸せな生き方をしているのかな。2008/11/09