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内容説明
函館の壮大な和洋折衷の家、札幌のイギリス式洋館、気仙大工が手塩にかけた家、喜多方の蔵造り民家、横浜山手の洋館、川越黒漆喰の蔵の商家、野田醤油産業創業者の大屋敷など、北海道、青森、秋田、山形、岩手、宮城、福島、東京、埼玉、神奈川、栃木、群馬、茨城、千葉の伝統的な家50軒と一度は行きたい9の町並みを掲載。
目次
北海道・東北(函館(北海道函館市)
太刀川家(北海道函館市弁天町)
杉野目家(北海道札幌市中央区)
坂家(北海道小樽市見晴町)
和光荘(旧野口家)(北海道小樽市潮見台) ほか)
関東(瀬川家(旧古市公威邸)(東京都文京区本郷)
島薗家(東京都文京区千駄木)
旧白洲家(武相荘)(東京都町田市)
後藤家(東京都千代田区神田多町)
川越(埼玉県川越市) ほか)
著者等紹介
藤井恵介[フジイケイスケ]
東京大学大学院工学系研究科助教授。1953年生まれ。1976年東京大学工学部建築学科卒業、1982年東京大学助手、1990年東京大学助教授、工学博士。専門は日本建築史
和田久士[ワダヒサシ]
1947年和歌山県太地町生まれ。日本大学芸術学部写真学科在学中半ばにしてフリーカメラマンとして活動を始める。主な著書に写真集『アメリカン・ハウス―その風土と伝統』(財団法人年金住宅福祉協会、講談社)で第12回木村伊兵衛写真賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
230
第3巻は北海道、東北、関東と随分大雑把である。ともかく、北海道から。最も北海道らしさを残すものといえば、江差町の鰊御殿だろう。建築様式も独特だし、内部も豪華である。東北では、黒石と角館の街並み(残念ながらどちらも行ったことがない)と、これも元は武家屋敷らしい内部の木の年代を経た艶とが見ものである。また、紅花で富を築いた河北町や山形市十日町に残る屋敷も、かつての栄華を今に伝える。南会津の大内宿も魅力的だ。関東では鎌倉には本格的なハーフティンバーの邸が残っている。洋館なら、横浜の山手にもなかなかに洒落た⇒2025/05/29
christinayan01
1
正統派の建築本といった印象。とにかく期待したまんまの内容とクオリティ。東北特集だから見覚えがあったりする内装。2021/10/18
ひ※ろ
0
★★★☆☆2017/12/22