内容説明
主な伝統的住宅を網羅。木村伊兵衛賞受賞の写真家が多彩な住まいをつぶさに紹介。家にちなんだ雑学、各国ごとの旅情報も掲載。
目次
イギリス(イングランド北部;スコットランド;イングランド北西部・中西部;ウェールズ;イングランド南西部;イングランド南東部・東部)
アイルランド
ノルウェー・スウェーデン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
254
本書はシリーズ第1巻。イングランドを中心にスコットランド、ウェールズ、アイルランドと後はやや付け足し程度にノルウェーとスウェーデンの家が紹介されている。それにしても、ここに登場するイングランドの民家はいずれも立派、かつ趣きに富んでいる。中には表紙写真(ストーク・オン・トレント近郊のリトル・モートン・ホール)のような文化財級の家も。また、カースル・クームのように町中がアンティークそのものといった集落(コッツウォルズには他にもたくさんあるのだが)も。スコットランドでは、気候も厳しく家の立派さもイングランド⇒2025/04/09
カタコッタ
14
住まいに対する並々ならぬ愛を感じる。より良く暮らそう、暖かく暮らそうとする工夫と落ち着いた色使いが心地良いです。ミス•マープルがひょっこり現れそうです。映画『ショコラ』『我が谷は緑なりき』に出てきた私には長年謎であったベッドが『ボックスベッド』という名称だった事が今回判明しました。それだけで何だか嬉しい。興味深い読書となりました。2025/04/26
つばき
4
古い家って、どうしてこんなに素敵なの!機能性うんぬんなんて吹き飛ぶほど美しいわ。2013/05/05
ZEPPELIN
3
増改築はあるにしろ、15世紀あたりに建てられた家が数多く現存するということがまず素晴らしい。しかも、その中には現在でも人が住んでいるものもあるというのに驚く。仮にこんな芸術品のような家に住めと言われても、恐れ多くてお断りしてしまいそう。また、外観だけを見ても、そのまま映画の撮影に使えそうな美しい風景ばかり。同じ英国とはいってもイングランドとウェールズでは全然違うし、そのイングランドでも北部と南部ではハッキリと異なる。地域ごとに特色があるというのはやっぱり大事である2015/02/27
駒子
2
イギリス・アイルランド・北欧。目の保養です2014/06/26