完訳クラシック赤毛のアン<br> 虹の谷のアン

完訳クラシック赤毛のアン
虹の谷のアン

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 276p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062704076
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

内容説明

子どもたちの中に自分を見る母としてのアン。アンの夢や希望は今、次世代へと繰り返されて。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

schazzie

2
長年中断していた全集の続きを再開。主人公のアンはほんの数シーンしか出て来ず、新任の牧師とその子供達がメインの話で、町の噂話が満載。こんなんではうんざりだなと思っていたが、最後に牧師の10歳の次女ウナが泣かせてくれる。あんなに小さいのに自分の気持ちを押し殺し、父親の幸せを思う気持ちに胸を打たれるのだ。それまでの噂話や悪口は、ここで感動させるためのものだったのかと。赤毛のアンはアンの元気さに疲れることがあるのだが、この巻はアンの登場が少なかったため、続けて次に行けそうだ。牧師の子供達の成長も知りたい。2015/02/08

桃夏

2
前に借りて、途中のままで返しちゃったけど、またちゃんと読むことができてよかったです。牧師館に来た、4兄弟を中心に物語が進んでいきます。私は特にフェイスが好きかな。ノーマンさん?を説得するところが特によかったです。スッキリしました。読んでるとやっぱり、文化の違いみたいなのは感じました。神様への信仰が厚いですよね。私も一応キリスト教ですが、靴下をはいていかなくても、別になにも言われませんし。 笛吹よ、来るがいい! は、戦争のことにほんの少し触れていました。少し怖い気もしますが、次巻も楽しみです。2014/06/08

かや

2
7巻目は新しくやって来た牧師館の子供達がメイン。ジェリー、フェイス、ウナ、カール、どの子も炉辺荘の子達とはまた違う個性的で魅力的な子でした。それに、メアリーも。アンが子供達を見る目が優しかった。牧師館の子供達の愉快な話の合間にあったメディス牧師とローズマリーの恋も素敵でした。最後の章ではこれから先のことで少し不安が感じられるけど、アンと彼女の大切な人達はずっと幸せでいて欲しいです。2013/12/22

吉右ヱ門

2
生々しかったり、毒々しかったりする本を読んだ後の赤毛のアンは、まさに心を洗い流してくれる。今回は子供達や、その友達を中心に物語はすすむので、アン自身は時折優しい眼差しをおくるのみ。アンの子供達がやっとまともな友達に会えて良かった。主に牧師館の子供達が主役ながら、どの子も個性的で、だけど優しい。そして今回も縁結びのラスト、かと思いきや、大学へと旅立つジェムに対して、ウォルターが予言めいた不吉な呟きで締めくくる。アンの世界が戦争なんかで壊されてほしくない。2012/06/23

arinko

2
「赤毛のアン」が戻って来た感じ。長いときを経てまた少女時代が始まる、といったような。アンはどんな時代でも、色んな人に慕われている。 子供達が可愛らしい。教会に引っ越して来た子達もすっかり打ち解けて一緒にやんちゃしている。メアリーの話で小学生時代の奇妙な連帯感を思い出した。

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14813
  • ご注意事項

最近チェックした商品