出版社内容情報
あの日、わたしと愛犬はたんすの下敷きに!愛犬大吉にはげまされ、はぐくまれた女性の震災体験記が、絵本になりました。神戸市獣医師会募集の『動物に励まされた被災記』を、日比野克彦が力強く描きます。 小学初級から
内容説明
1995年1月17日の「あの日」。あの日からの「わたし」とシーズーの愛犬「大吉」の生きるためのたたかいの記録。
著者等紹介
日比野克彦[ヒビノカツヒコ]
1958年岐阜市生まれ。東京芸術大学大学院修了。’82年に第3回日本グラフィック展大賞、’83年に第30回ADC賞最高賞、第1回JACA展グランプリを受賞。シドニー、ベネチア、パリ、ブリュッセルなどの海外や国内で、個展・グループ展を多数開催するほか、舞台美術、ワークショップなど多岐にわたり活動。阪神淡路大震災での復興計画にも積極的に関わるそのイラストは、「神戸21世紀・復興記念事業」のシンボルマークとして採用されている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうちぃ
8
あの日から30年。つい昨日のことのように思い出す。ペットたちも怖かったろう。災害に人間は無力だとやるせない気持ちになる。2025/01/15
どら母 学校図書館を考える
4
地震でトラウマになった犬を守るために 生き抜いた人がいた。 胸がきゅんとなります。2015/01/20
Sayaka
2
災害絵本を探してて発見した。絵本だけど、文字も少ないけど、個人的には期待はずれ。子供に防災の大切さを教えられる本だと思っていたので。出版に団体が絡むとこういうの、多いな。2018/07/11
ほっそ
0
阪神大震災の時、人間と同じように動物も傷つきました。大吉と飼い主の実体験を、作者が絵本にしたもの。2009/09/07