内容説明
禅で道をひらく!力みかえる現代人への処方箋。「いい加減」に生きてこそ、ほんとうの「力」が出る!名僧が説く人生の極意。
目次
第1章 力を抜いて生きる(世の中全体が力みかえっている;力を抜けば、ほんとうの「力」が出る ほか)
第2章 徹して生きる。悔いなく生きる(「無常」を見つめて、前向きに生きる;「日々是好日」の心で生きる ほか)
第3章 逆境を好機に変えて生きる(逆境が人を育て、強くする;発想の転換で道を切り開く ほか)
第4章 「老い」と「死」にどう向き合うか(私もとうとう「後期高齢者」;年をとることを恐れるな ほか)
第5章 生きる指針を与えてくれる禅の言葉(「禅語」とは何か;逃げずに徹し切れ―無寒暑 ほか)
著者等紹介
有馬頼底[アリマライテイ]
昭和8年、東京生まれ。16年、大分県日田市臨済宗岳林寺にて得度。30年、京都臨済宗相国寺僧堂に掛搭(入門)、大津櫪堂老師に師事。43年、師の後を受けて相国寺塔頭大光明寺の住職となる(48年、櫪堂老師に嗣法)。46年に相国寺派教学部長、平成7年には臨済宗相国寺派七代管長(相国寺一三二世)に就任。鹿苑寺金閣、慈照寺銀閣の住職も兼任。京都仏教会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
九段下古本巡り
4
喜捨、執着心をすてる、自分のものをてばなすことは執着心を捨てる事、もっと捨てていきたい…本来無一物の意識で生きていけば怖いものや緊張もなくなるのでは?諸行無常の人生で、幻と捉えられるなら無我にもなれるし、それを腹を括るとも表現できるかもしれない。煩悩、執着、自我、この3点のせいで迷ってこの世にいる感覚も持ち、妄想を断ち切り1日今を徹底していきていたい。本質を目極めて本来何も存在しないと悟れば楽になるのに、、力を抜いて生きるには妄想せず今を生きること!2024/06/10
九段下古本巡り
4
病気ではなく妄想が人間を食い殺す。未来や過去を考え妄想し今目の前にあるモノに集中できていない事に気づく日々…今、現在をありのままに観察して動揺する事なく、見極める事は努力意識してやっとという感じ、忘れた頃にまた妄想。それは執着してる事だという。諸行無常の世の中、ものや他人と比較しても際限がないのになぜやってしまうのか?知足の念で、今に集中してこの世はすべて幻、生死だけが確定事項と区切ればかなり楽になる。もっとあるがままに目の前の何かを見たい2024/06/03
D-5
0
★★★★2016/09/26
ゴンタ
0
禅の気持ちの心得2022/01/12