内容説明
少年時代、ユングは心の中に「他人」を抱えて生きていた。名づけて人格「ナンバー2」。それをきっかけに自らの無意識を探り続け、「心の探究」に生涯を捧げたユングの壮大な世界を1冊に凝縮。
目次
「もうひとりの自分」と向き合う
フロイトとの出会いと葛藤
「元型」とは何か?
ユングの分析心理学の治療活動
ユングと宗教
錬金術とユング心理学
共時性―意味のある偶然の一致
著者等紹介
ハイド,マギー[ハイド,マギー]
作家、講演家、顧問占星術師。1952年、イングランド北東地方に生まれる。文学の学位を取得すると、小ロンドン地区の成人教育で新哲学のカリキュラムを発展させる。ロンドン占星術師組合理事
マクギネス,マイケル[マクギネス,マイケル]
画家、デザイナー。「リーダーズ・ダイジェスト」誌、「サンデー・タイムズ」紙の元美術編集者。「インデペンデント」紙日曜版のデザインに関わり、賞を受けている。王立水彩画協会準会員。油絵と水彩画の展覧会を何度も開く
小林司[コバヤシツカサ]
1929年、青森県に生まれる。作家、医師。メンタル・ヘルス国際情報センター所長。東京大学大学院博士課程修了。フルブライト研究員としてピッツバーグ大学、ゲイルズバーグ精神医学研究所に留学。上智大学カウンセリング研究所教授、青山学院女子短期大学教授をつとめる
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感想・レビュー
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非日常口
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これは翻訳が悪いのか。占い師がこんなそっけない箇条書きを寄せ集めた文章を書くとは思えない。入門というにはふさわしくないだろう。内容はと言うと、一度でも概要を読んだことがあるのなら、アーあれの話ね、と復習するには良いかもしれないというもの。2012/10/02
Bandeapart5657
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非常に読みづらく分かりにくいです。2010/03/11
すいか
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ユング心理学の成り立ちを、ユングの成長過程から総合して紹介・分析している。でも少々わかりにくい。2008/07/01
三丁目の書生
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ユングの生涯を辿りながらエピソード中心にユングの学説を分かりやすく紹介。 ユングは知の巨人で、幅広い研究テーマを持っています。 知的好奇心が旺盛な人なら、どこかに引っかかってくるはずです。 私も、夢の研究や占い・易経・ニューエイジサイエンスの方面で引っかかってきました。 しばらくユング関連書を集中的に読んでみようと思います。 http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20180530/p12018/05/31