内容説明
政治、経済、外交と、難題が山積みのニッポン。しかし日本人には、難題をひょいと乗り越えるパワーがあった!50年分のデータが示す、日本人の優秀性。
目次
第1章 海外の国、人とつき合う能力(日本人は特殊な民族か;なぜ日本人は曖昧な態度をとってしまうのか ほか)
第2章 政治を変える能力(大統領制は日本になじむか;二大政党制は日本に根づくか ほか)
第3章 ビジネスに成功する能力(仕事のしやすい環境とはどんなものか;なぜ、若者との意識ギャップで悩むのか ほか)
第4章 人間関係を高める能力(日本人の義理人情はすたれていくのか;汚職や談合がなくならないのはどうしてか ほか)
第5章 日本人の心の包容力(日本人の自虐意識はどうして生まれたのか;科学の発達は心の問題を解決できるか ほか)
著者等紹介
林知己夫[ハヤシチキオ]
1918年、東京都に生まれる。東京帝国大学理学部数学科を卒業。東京大学理学部嘱託を経て、文部省統計数理研究所に入所。74年同所所長。1953年以来、5年ごとに行われる『日本人の国民性調査』に携わる。日本統計学会会長、科学基礎論学会理事長、日本計量学会理事長などを歴任。この間、「質的なもの」を数量化する「林の理論」を確立し、54年大内賞、65年NHK放送文化賞、97年日本統計学会賞を受賞。社団法人輿論科学協会会長、日本人研究会会長、文部省統計数理研究所名誉教授を務める
桜庭雅文[サクラバマサフミ]
1953年、秋田県に生まれる。成城大学経済学部を卒業。出版社勤務を経て、独立、出版プロデューサーとなり、数々の書籍、および雑誌の執筆・編集に携わる。おもにビジネス・経済・社会関係の分野で活躍。難解な内容をわかりやすく解説することに定評があり、数々のベストセラーを生み出してきた
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