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内容説明
1881年から1906年にかけて新聞や雑誌に掲載されたビアスの箴言、警句を集めて出版された『悪魔の辞典』は、全世界で翻訳され、ベストセラーとなる。日本でも芥川龍之介が紹介し、愛読し、影響を受けたという話題性を持ち、人気が高いが、初版の『悪魔の辞典』は、ビアスの手による推敲、加筆、削除が施され、最初に掲載された頃のものから大幅に改訂されている。本書は、初版『悪魔の辞典』には載せられることなく、なんらかの理由で削除封印されたものも復活させ、新旧を交えたビアスの警句の中から、1400定義を新たに選考し、それを新訳で構成した決定版である。当代随一のコラムニストとして人気を博したビアスの、冴え渡る警句、鋭い諷刺、痛烈な皮肉、軽快な寸言を、ほくそえみながら味わっていただきたい。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
里愛乍
17
広辞苑のごとく一家に一冊欲しい。2015/02/28
おかでぃ
3
思ってたのと違って、ただの辞書で微妙だった2016/10/29
Gin&Tonic
1
穿ちすぎて鼻につくページもないではないけど、全体に散りばめられた軽妙な皮肉にくすりときます。ビアスはうまいこと言う!「友情(フレンドシップ)...天気のよい日は二人でも十分のれるが、天気がくずれると一人しかのれない船(シップ)」とか、笑ってしまいました。2014/03/01
dart
0
シニカルすぎて笑えないという。2012/05/07
septiembre
0
youtubeの動画で問題に使われていたので気になって読んでみた。タイトル通り辞典なので面白いところだけピックアップされているわけではないから全部は読めなかった。2021/08/22