- ホーム
- > 和書
- > 新書・選書
- > 選書・双書
- > 講談社ソフィアブックス
内容説明
1947年、死海のほとりで発見された「死海文書」は、欧米社会に強い衝撃を与えた。イエスはどんな人物だったのか、新約聖書はだれが書いたのか、初代キリスト教団はいかにして生まれたのか…。二千年前に書かれたと推定される「死海文書」を解読すれば、古来議論されてきたこれらの問題に、ひとつの答えがもたらされるかもしれないからだ。800本以上にのぼる羊皮紙の巻物と無数の断片からなる「死海文書」に隠された真実とは?二千年前に封印された古代ヘブライ語によるメッセージを、ドラマチックかつ平易にマンガで再現。
目次
第1章 クムラン遺跡―ミステリーはここから始まった
第2章 ユダヤ―「死海文書」に至る二千年
第3章 発見―7本の巻物がたどった運命
第4章 解読―膨大な断片に隠れた真実
第5章 仮説―「新約聖書」を書いたのはだれか
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とやぬ
0
《死海文書が何故イスラエルにあるのか》《死海文書が発掘された事により発覚した3つのユダヤ党》《何故なかなか内容が発表されなかったのか》という内容をスッキリとしながらも味のある力強い絵柄でまとめたマンガ。死海文書の内容について解説している本ではないのでそういったものを求めている人には不向きだが、死海文書がどうやって発掘されたのか、どういう場所でみつかり、どういう運命をたどり現在に至るのかという事をかなりわかりやすく解説しているので、死海文書をより深く分かり易い形で理解するのには必要な本であるように感じた。2012/03/02