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内容説明
頼まれなくても他人の世話に明け暮れる。相手を喜ばせようといつも自分は後回し。そして、思いどおりにならないといって腹を立てる―この本は、自分の人生を他人に捧げてしまった「共依存症者」への処方箋である。なぜいつも自分が犠牲になるのか。なぜうまくいかない人間関係にしがみつき、相手をコントロールしようとして結局振りまわされるのか。「愛しているだけ」で相手を変えることができるのか。本当に、あなたがいなければ彼は駄目になるのか。こんな疑問に自らも共依存症に苦しんだ著者が明快にアドバイス。自分が変われば「他人に振りまわされない人生」が手に入る。
目次
「善良な人」だけど「自分がわかっていない人」
第1部 「共依存症」とはなにか、どんな人がなりやすいのか(つくさずにはいられない;他人のためだけに生きる人生;共依存症は「人助け病」? ほか)
第2部 共依存症から抜け出すための「セルフ・ケア」(「自分を振りまわす他人」とどうつきあうか;心のバランスを保つ法;なぜ「支配しながら振りまわされる」のか ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
42
本書は全米でベストセラーになり「共依存」と言う言葉を流行させた。ニーバの祈りを祈らずにはいられない切ない病である。2015/10/10
Jamie
4
自分が依存的な性格なのは母親譲りで早い段階から気付いていたが、本書を読むまでここまで根深く染みついていたとは思いもしなかった。 やっと母親から脱せたと思っていたのだが、別の相手に依存対象を代えていただけだったことを痛感させられた。 健全な関係を作れるようになる努力の必要性を実感した。2015/02/06
金平糖
3
B。2025/05/10
みやこ
3
共依存の意味を誤って認識していた。やはり家庭環境が一番強いのかもしれませんね。2015/05/02
suu
2
脱愛着。「ノー」と言えること。自分の頭で考えたことに自信を持っていい。感情はエネルギーの流れであり、どんな種類のそれを抱くことにもなんら罪の意識を持つ必要はない。2015/07/13