出版社内容情報
彗星がぶつかる ムーミン谷はどうなるのおさびし山の天文台で、学者がムーミンたちにいいました。「あと4日で彗星が地球にぶつかる」。4日間、ムーミンたちはどうすごすのでしょう。そして地球は? 幼児から
内容説明
おさびし山の天文学者がいいました―。「あと4日で、すい星が地球にぶつかる。」さあ、たいへん!地球はほろびるの?そして、われらがムーミン谷の運命は!?世界のベストセラー「ムーミン童話」からうまれた絵本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokotoko
34
今回はムーミン谷に危機が訪れそうな気配(表紙の見返しより)!のんびり屋ムーミン達は、その危機にどう立ち向かうんだ!?って心配しながら読みました。「かわいい子には旅をさせよ」みたいなムーミンパパやママに「一緒に行ってあげてよ~!」って思い、ムーミン達のあまりの冒険ぶりに「ウソでしょー!?」って驚いて。そして、ムーミン達が海を渡るときに使った道具がね、日本の伝統的な遊び道具だよ!フィンランドにもあるって!フィンランド語でpuujalatだって!puuは「木」の意味だって!こんなことを調べるのも、楽しかった。2014/06/04
seraphim
23
童話『ムーミン谷の彗星』の一部が絵本になっている。童話では感じた、不気味な彗星の様子や環境が激変してしまったことへの恐怖感は、この絵本からはなくなっている。もっとわかりやすくシンプルに描かれている。この絵本のシリーズは、挿絵を眺めるのは楽しいけれど、物語の奥行きや登場するキャラクターたちの名言が楽しめないのが残念。2015/04/21
♡kana*
15
天文台が、素敵!2017/01/04
まりあ
15
危険な旅へと我が子を送り出すムーミンパパとママの勇気、子供への信頼。仲間達と旅をして勇敢に戦うムーミン。色彩もきれい。臆病なのに強気のスニフがとてもかわいい。2014/10/27
ツキノ
12
(E-355-61)大雨でムーミンやしきに逃げ込んできたじゃこうねずみ。地球はもうじき滅びると予言。大きなこわい星が地球を狙っている?おさびし山の天文台で確かめることに。ムーミン、スニフ、スナフキン、険しい道を進む。スノークのおじょうさんがばけもの草のアンゴスツーラのつかまっていたり波乱万丈。すい星はぶつからず、そのしっぽを地球にかすめて通り過ぎて行った。ラストのシルエット画がいい。2018/08/29