内容説明
京都撮影の第一人者による技法初公開!初心者でもいきなり上手に撮れる!京都の穴場がぎっしり。
目次
定点撮影のポイント 妙覚寺の一年を撮る
シャッターを押すまでのプロセス
モチーフのたて方
組み写真の撮り方
紅葉をきれいに撮る
京の町家を撮る
嵯峨野撮影行
桜の撮り方
花の寺を撮る
人物のいる風景を撮る
デジタルカメラの上手な使い方
個展を開く・写真集をつくる
写真コンテストに入賞するコツ
機材のそろえ方
著者等紹介
水野克比古[ミズノカツヒコ]
1941年京都市上京区生まれ。同志社大学文学部卒業。東京綜合写真専門学校研究科を経て、1969年から京都の風物に取り組み撮影を続ける。日本の伝統文化を深く見つめた作品を数多く発表し、高い評価を得ている。日本写真家協会会員、日本写真芸術学会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほじゅどー
11
★★★★額縁構図法は自然と人工を調和させるので日本の庭の撮影に合う。日差しが強い時は太陽に雲がかかるまで柔らかい光を待つ。紅葉は逆光が美しい。が、青空が入りすぎると情緒感に欠けるので、山の縁や建物の陰などを選ぶと紅葉の色が強調される。人の少ない雨の日は葉にツヤが出て紅葉が鮮やかになる。月は望遠の多重露出で。組写真は寄りの1カットで決まる。順光で撮る時は偏光フィルター。2016/10/30
nutts
3
ふと、どこから撮ってもばっちり絵になっちゃうような被写体って、どうやって撮るんだろう?と思い、手に取った一冊。写真の撮り方云々以上に、30年以上京都を撮り続けてこられた著者が、いかに惚れ込んでいるかが伝わってくる。紅葉の背景の選び方や、花を撮るときはじっくりと時間をかけるべき、といったアドバイスにはなるほど、納得。おばんざいの撮り方や、撮影ポイントや年間での見所カレンダーまで丁寧に収録されており、まさに京都での撮影を楽しむことができる一冊。2011/05/30
GOCCI
0
★★★2015/12/02