The new fifties
ニッポン全国マヨネーズ中毒

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062683876
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0095

内容説明

そもそもニッポン人は、新鮮な魚や旬の野菜をおいしいコメと一緒に食べていたのだ。なのに気がつけば世の中にはマヨネーズやラーメンなどの油っこい食ばかり。たしかにウマイのは認めるが、なにか忘れちゃいないか?食品と栄養学を三〇年間研究しつづけてきた第一人者が、食を通して考えるユニークなニッポン人論。

目次

第1章 ニッポンの食、ただいま迷走中
第2章 俗説・誤解・迷理論、ぞくぞく登場
第3章 お上も消費者も右往左往
第4章 味覚の世界も奥がフカイのだ
第5章 ニッポン人なら和食を食べろ
第6章 そこでワタシは考えた

著者等紹介

伏木亨[フシキトオル]
1953年京都府に生まれる。京都大学農学部卒業、同大学院を経て、現在京都大学農学研究科食品生物科学専攻栄養化学分野教授。1985年から1986年まで米イーストカロライナ大学医学部へ留学。日本農芸化学会奨励賞受賞。日本栄養・食糧学会理事、日本香辛料研究会会長、日本動物細胞工学会評議員。食品・栄養を中心としておいしさの脳科学、自律神経と食品・香辛料など、幅広い研究を行っている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

77
2003年発行の本・著者は現代(といっても20年前)日本の食生活について皮肉や警鐘、提言などについて書いている。タイトルはその一部、何にでもマヨネーズを使う文化、賞味期限と消費期限の違いとそれに伴う食物の廃棄、あやしいダイエット法、マスコミで取り上げられた食品が人を右往左往させる、匂いに過度な反応をしたり、神経質なほどの食品管理、グルメ番組に出てくるタレントたちのなんでも美味しい!旨い!など。私も今のグルメ番組に辟易している。毎日そんな番組を垂れ流すテレビ。ま、ほとんどテレビは観ないけど。図書館本2024/10/15

Mzo

13
2002年頃にwebで連載されていた記事をまとめた本。面白くて好きだったなぁ、と思い出しながら読む。最後の方の「相手の理解を拒否する食品展」の話がお気に入り。軽い文体は好き嫌いあるかも知れないが、内容は一読の価値あり。ただ、いつもこの手の本を読むと思うけど、本当にこういう本を読むべき人のところには、なかなか届いていない気がしてならない。2018/06/27

pon00

0
良書2014/06/16

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