内容説明
田舎の老親と家のこと、あなたはどうする!?役立つデータ情報満載。
目次
第1章 田舎の家を出る長男長女―「家」制度の崩壊
第2章 老親を田舎に残すか、都会に引き取るか
第3章 田舎の家と荒れる田畑をどうするか
第4章 先祖代々の墓をどうするか
第5章 来るべき親の死と葬儀のこと
第6章 親の遺したもの―相続と遺言について
第7章 家をたたまないで残す七つの方法
著者等紹介
堀込賢一[ホリゴメケンイチ]
ライター&エディター。1953年群馬県生まれ。法政大学文学部卒。美術雑誌編集者、タウン誌編集長を経てフリー。美術家、伝統職人、大衆芸人、老舗主人などを多数取材。その取材ノウハウを生かし、近年は高齢社会、家族問題などにフィールドを広げている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
rokoroko
8
筆者と変わらない世代の私。これを読んで(14年前のだった!)筆者も年をとって老後をどこでどのように過ごすか考える年になっただろうと思った。東京の実家も古く地震がくれば潰れてしまうだろうし、また下町の路地なので重機が入るか解らない、不良資産だ。[田舎」と書かなくても売れない都会の土地もあるのだ。高齢の親もいて、自分の老後について考えなくてはいけないのだと痛感した。色々参考になった2017/06/13
makio37
2
長男長女として田舎の親・家・墓をどうするか。自分ももう何年も保留にしたままのこの問題を盆休みの帰省でまた思い出していたところ、図書館で本書が目に入った。勿論、万事が上手くいく解決法など書いていない。それでも、著者を含めた様々な経験者の事例は参考になる。皆、同じように悩んでいるのは分かった。今後加速する長男長女社会で「家を守る」意味は小さくなる。一方で、心の根っこは今も故郷にある。結局正解はないのだろうが、著者が言うように「今、親のために何をするかが大切」なのは間違いないと思う。 2014/08/20
ki-luck
1
ハウツー本ではなく、体験記をまとめた物に近い。 ハウツー本を求めていたので残念だが、ハウツー本を読んだ後に、自分の立場と似た人を探して読む分には良いのではないだろうか。余談だが、親・長男長女が主役なので、そういった生まれだと共感し易いかと。2020/09/29




