内容説明
アンクル・ヘンリーのポケットナイフ、丸善のレインシューズ、超小型鋏、リモバのトランク、アイメトリクスの眼鏡、ライツ・ミノルタなど、大人を磨く達人の愛用品30。
目次
第1部 われら「一生モン選定委員会」を結成する(いま、なぜ「一生モン」なのか;選考基準をめぐって議論百出;それぞれのモノ語り)
第2部 これが「一生モン」30選(東理夫の少年のこころを飼う大人篇;出石尚三の大人のおしゃれ術篇;松山猛の達人の眼力篇)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sato
3
10年以上前の本で著者の一人で松山猛さんは昔フジテレビでやってた「ワーズワースの冒険(庭)」に関わっており書籍も持ってる。大人の道楽とかこだわりがウンチクと一緒につまってるのですが、この本はモノに限定され書かれてます。ウンチクや自分が気に入った背景など自分がこだわる部分がとても面白く、逸品ぞろいで楽しく読めました。2014/09/26
ハヤカワショボ夫
1
数年間ずっと積読本であったが、最近服装にこだわりが出始めたので興味が出てきて読んでみた。著者は各々の分野で一流の目利き人でそれぞれが「モノ」に対して思いを語り、それぞれがお勧めする「こだわりの逸品」=『一生モン』を紹介しています。モノについてこれだけ物語が語れる方々が凄いと思ったのと一方、幸せだなと感じました。まさに『人生にの質を高める逸品』です。ミニマリストを目指していますが、先ずは失敗を恐れず色んなモノに出逢うことで審美眼を磨き、モノを大切にしながら共に物語を描くことが大事だと感じました。【家】★★★2016/05/20