著者等紹介
いわさきちひろ[イワサキチヒロ]
1918年、福井県に生まれ、東京で育つ。東京府立第六高等女学校卒業。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。子どもを生涯のテーマとして描き、9300点余の作品を残す。1974年、55歳で没。1977年、アトリエ兼自宅跡に、ちひろ美術館・東京開館。1997年、安曇野ちひろ美術館開館
筒井敬介[ツツイケイスケ]
1918年、東京都に生まれる。慶応義塾大学在学中から、演劇の脚本・演出を多く手がかける。戯曲の分野で斎田喬戯曲賞を、ラジオ・テレビの脚本などで芸術祭奨励賞を受賞。児童文学では、国際アンデルセン賞優良賞、サンケイ児童出版文化賞をなどを受賞した『かちかち山のすぐそばで』(瀬川康男/絵・フレーベル館)などがある。1983年、第6回巌谷小波文芸賞を受賞。2005年、87歳で没
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感想・レビュー
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Smileえっちゃん
42
いわさきちひろさんの絵に誘われ借りた図書館本。絵が優しいですね~☺️2023/03/05
森の三時
26
おとこのことおんなのこが、きっと二人の心の中で聴こえるワルツだと思うんですけど、音楽に合わせて、くるりんくるりんとまわりながらおどっています。淡い色彩に可愛らしいシルエット、ちひろさんの生み出す絵は、幻想的でなんてすてきなんでしょう。2018/02/10
ヒラP@ehon.gohon
16
男の子と女の子が出会って、幻想の中で二人の舞踏会を繰り広げます。 音楽のない舞踏会です。 ワルツを踊っているのでしょうか。 二人の心のふれあい、自然の中の花たちとの語らいも夢のようです。 ちょっとつかみどころのない絵本ですが、伝わってくるものはありました。2019/11/06
みずたま
16
名作えほんの中で、この作品だけ文章が男性の筒井さん。男の子はどこから来てどこへ行ったのかしら。不思議なストーリーでラストがよく分からなかったな(笑)森の中をイメージするグリーンが効果的でとても綺麗。私の大好きな子どもとお花の組み合わせのイラストもあって嬉しい。ウェーバーの曲も探して聞いてみよう♪2015/07/10
遠い日
14
男の子と大きなお屋敷の女の子の、ふたりだけの舞踏会。花の中で、水の上で、1日を踊り通す。ちひろさんの幻想的な絵が、儚げな男の子の存在をさらに印象付ける。美しい絵の中に流れる美しい音楽が聞こえてきそうなお話。2018/12/12
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