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内容説明
22編の詩と34点のパステル画が語る澄明な世界。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Midori Nozawa
9
素敵な絵、詩に清々しい気持ちになりました。透明感のある詩でした。パステル画を描いたことは私はないのですが、とてもいいなと思いました。編者の立原えりかさんは、高校時代に授業で初めて立原道造を知り、彼の作品をたくさん読まれました。ペンネームも彼の名をとったそうな。また立原道造の直筆で書かれた「のちのおもひに」という詩も味わい深いです。詩集のタイトル「夢みたものは・・・・・」にもなっているソネットを合唱練習しています。歌詞の中にある「日傘をさして田舎の娘らが着かざって唄をうたっている」は洋画のイメージです。2018/12/15
rapo
5
テレビ番組で「ヒアシンスハウス」のことを見て、初めて立原さんのことを知り、この詩集を手に取りました。パステル画と詩は優しく、言葉も口に馴染みやすく体に染み込んでくるよう。早世されたのはとても残念ですが、瑞々しい感性は永遠のものですね。2024/02/21