内容説明
正義にかなった秩序ある民主的社会の実現を追求する倫理的構想。
目次
プロローグ 「ジャックの世界」へ―架空インタビュー
第1章 生い立ちから学位論文まで―1921~1950年
第2章 公正としての正義へ―1950年代
第3章 時代への応答―1960年代
第4章 『正義論』の宇宙
第5章 毀誉褒貶の嵐の中で―1970年代
第6章 戦線の縮小?―1980年代
第7章 『政治的リベラリズム』の地平―1990年代
エピローグ 抵抗・倫理・契約―2000年に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
読書箱
1
ロールズ思想史。民主的な社会主義と財産所有の分散に裏付けられた民主制が特にわからなかった。正義論を読むべきか。2016/04/05
masabi
1
ロールズの経歴に沿ってその思想を読み取っていく。正義論について大まかな枠組みは理解できたので次は正義論そのものを読んでみたい。2014/03/23
ukknok
0
今、正義論を読んでるので副読本的に読んだ。解説はわかりやすかったので理解の助けになると思う。途中でサンデル教授の著作に言及してたのでビックリした。20代から活躍してたのねサンデル教授。関係ないけどロールズ若い頃めっさイケメン。2011/02/23