内容説明
ケイト伯母さんが縫いあげた等身大の見事な人形たち。屋敷の主として人間同様に暮らす、愛すべきメニム一家の物語『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷』に続く、注目の話題作。ブロックルハースト・グローブが壊される…。メニムー家にまたまた舞いこんだ一通の手紙…。高速道路建設計画が、住みなれた屋敷を直撃する。やむをえずコーマス屋敷に引っ越したメニムたちの目前には、見渡すかぎりの荒野が広がって―。ガーディアン児童文学賞受賞作家の傑作、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
timeturner
4
ブロックルハースト・グローブの屋敷が取り壊される危機が到来。ケイトおばさんの幽霊と頼りない30男の助けを借りて荒野にぽつんと建つ屋敷に緊急避難したものの、閉じ込められた鬱屈で問題続出。イギリス人(形)だからといって誰もが田舎暮らしを好むわけではないのだなあ。新発見。2018/10/15
Yoko
2
布でできた人形だけど、まるで人間の家族のようなメニム一家。「ごっこ」によって人間と同じような生活をし、お金も稼いでいるけれど、人間達に自分達が人形だとばれないようにしなくてはならない。彼らの生活は一見気楽で愉快そうだけど、不自由さもつきまとう、そんな彼らの心情に、なんだかすごく共感を覚えるところがあります。中でも一番スーピーがそうです。2015/04/13
こと
1
小学生の時に読んだ本です。大人になって読んでみてもやっぱり良かったです。一巻目より波乱万丈なお話のような気がしました。2017/06/24
栽佳
0
学生の頃に読んだ本、メニム一家第二巻。やっぱり、スービーが一番好きです。2013/09/08
緋佳
0
再読。一巻で出てきたアルバート・ポンドが今度は実在する人物としてメニム一家の前に現れて交流していくのは楽しかったです。でも、最後は切なかったな。2013/06/18
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