内容説明
藤吉郎は５歳にして、木曾山中に隠れ住む天狗党に預けられた。２年間、忍者と同じ修行を積み、読み書きも習った。その後、各地を放浪し、裏切りに会い、苦労を重ねた末に、ついに信長と出会う。藤吉郎は要領のよさと才覚で出世していくが、その陰には、天狗党時代から彼を見守ってきた山の民、三郎太の援助があった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
me樹
1
「藤吉郎になれ」と言われ今更すぎるが読んでみた。あそこまでの機転・要領の良さは自分には無いが、そう振る舞って居ろと言われた意味が漠然と見えた気が。少なくともあと１ヶ月前に読了していたかった。そうすればもう少し、それらしく振る舞えたかもしれないという後悔。2010/10/21
me樹
0
空気を読む、勘の鋭さや感受性の豊かさ。彼の場合は生まれながらの能力であるだろうけれど、できることなら身につけたい。特に感受性。2012/08/26
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