内容説明
旅の贅沢―例えば夜行バスに乗って、暮れゆく街の風景を眺め、そろそろ眠くなってくるころ、タイの屋台で「目玉焼きもつけてね」と注文するとき。理想の宿、値切りの技術、下痢と闘う、賄賂の問題…好奇心全開で、アジアの路上をひたすら歩く旅人が「あ」から「ん」まで言葉に託して綴る旅のエッセンス!書き下ろし。
目次
第1部 アジア・旅の五十音
第2部 遠く、近くの旅
カラー特集(Burma「湖畔の輝き」;インレー湖、水上浮遊)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mr.lupin
31
表題通りの「アジア・旅の五十音」と言う事で、『あ』から始まって順番に最後の『ん』までの旅に関するイロイロなエッセイが詰まった一冊だった。ちょっと時代的に古い内容もあった気がしたがそれでも、読みやすく中々と楽しむ事ができた。しかし読了するまでにメッチャ時間がかかってしまった。著者の前川健一さん、初読みかと思っていたら過去に一冊別の著書を読了していて驚いた。 ⭐⭐⭐★★2023/12/03
Taichi Sakamoto
0
五十音で旅のエピソードをまとめている。なかなかいいアイディアだと思います。第弐章では、五十音とは関係ない普通の旅の話がかかれておりますがな。2016/01/31
19720624
0
雑学的な話ばかりと思いきや、たまにある短編小説みたいなのも良かった。やっぱり英語がしゃべれるって良いなあ。2013/02/03
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