内容説明
第二次大戦初期、ヒトラーの命を受けた副総統ヘスは、容貌の酷似した大尉と共に英国へ極秘潜入する…。戦後、西ベルリンに収監された“囚人ヘス”が謎の死を遂げ、刑務所跡で巡査部長ハンスはヘスの手記を発見。国際紛争の火種にもなるこの極秘文書を奪取すべく、欧米・中東各国諜報機関が暗躍・激闘を開始した。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
8
再読。第2次世界大戦初頭(バトル・オブ・ブリテンの真っ最中)、ナチスでヒトラーに次ぐ地位にいたルドルフ・ヘスが、なぜか単身イギリスへ投降した…この不可解な史実をもとに展開される"WWⅡ秘話もの"。様々な人物と時間、物語が錯綜し、読むほうは頭がパンパン…読み終えるのに時間がかかった。そもそも500頁を越える分厚さだしw が、それをものともせずイッキ読みさせる面白さ。ただ、人名を覚えるのが苦手な人はツライかも。2016/05/24
コージ
2
上巻を読む限り自分には難しい小説だった。東西ベルリンのイギリス側アメリカ側、ソビエト側。南アフリカも絡み、東西ベルリン警察も。頭もスッキリさせて下巻に進む。2022/10/15
kanamori
0
☆☆☆2013/10/03
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