内容説明
44歳で年収2億円を稼ぎ55歳で起業応援会社を創業。「壁」を越えた人脈力で人生を変えていった男のノウハウを初公開。
目次
序章 経営コンサルタント・堀紘一の「成功の黄金律」
第1章 誰にもできる、単純かつ明快な人脈開拓法
第2章 広げて役に立つ人脈、立たない人脈
第3章 人脈はあなた自身を映し出す鏡である
第4章 一人の「人間対人間」でつき合う
第5章 大切なのは細く長く維持すること
著者等紹介
堀紘一[ホリコウイチ]
1945年、兵庫県生まれ。東京大学法学部卒業後、読売新聞経済部を経て、1973年より三菱商事に勤務。ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得後、ボストンコンサルティンググループ(BCG)で企業の経営戦略策定の支援をする。1989年より同社代表取締役。日本により多くのベンチャー企業が育つ土壌を築き上げようと、2000年にドリームインキュベータ(DI)を創業、2002年に東京証券取引所マザーズに上場
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
OKASHO
7
テクニック本ではなく、スタンス本で個人的には好感が持てた。金銭と人脈の要諦は①偏在 ②夜行性 ③追えば逃げるの3つ。特に③は面白い。つまり人脈を作る上で大事なのは、人脈を作ろうとしないこと。そして、謙虚・素直・正直の3つを備え、自分を磨けば必ずそれに見合う人脈が築かれるとのこと。人脈それ自体は目的にならず自然体でも良いんだと、気持ちを軽くしてくれた。2017/02/14
石臼
2
①人脈の大切さ②人に好かれる在り方=人脈の広げ方③人脈の維持の仕方。に分かれて書かれている。書かれてはいる……が、正直なところ、堀紘一さんの体験談・自伝、人脈自慢に終始しているところがある。堀さんの知人はご自身含めて有名人ぞろいなので、エッセイとして読むと面白いのは確か。2013/05/25
Yohei
0
★★★☆☆経営戦略で一番大切なものは「運」であり、それを獲得するためには人脈が必要と説く。巷で言われている異業種交流会でなく、相手の立場で物事を考えられる人間の生き方が運を呼び込むという。未来の予測ができない人間は経営コンサルタントは務まらないとの項は、観察力をどのように磨けばよいのかを明確に示してくれる。2012/06/24