内容説明
絵を描くことは、じつはカラオケで歌うのと同じくらい誰にでもできて、愉しめること。まずはペンを1本手にとって身近にあるモノを眺める。眠れる感性の小さなささやきに素直に耳を傾けて描いてみる。心を開き、あなた固有の「線」を見出し、鍛える。絵画制作を、趣味から始めて「自己表現の方法」へと引き上げていく。
目次
序章 まず、あなたの「感性」を解き放つ
第1章 線で描けば、なんでも描ける
第2章 こうして絵を描き始める
第3章 絵を描いて、人生を変えた人たち
第4章 でき上がった絵をこうして人に見せる
終章 インターネット時代を「線」で生きる
著者等紹介
永沢まこと[ナガサワマコト]
画家。1936年東京生まれ。学習院大学卒業。アニメーターとして活躍した後、渡米し、ニューヨークに8年在住。’86年に帰国後は東京を拠点に内外での展覧会活動をおこないながら、欧米、中国など各地を旅しては風景や人間模様を描きつづけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
9
ここ一年で絵を描こうというノリが醸成してる感があり、実際に描いてみて、他人に評価を受けるという経験をしてきたので、やっぱり人生を変えてくれますよ、絵は。やっぱりアクションですわな、人生。あと、綺麗なデジタルな絵を見て、自分にはできないとほったらかすのはナンセンス。永沢まことさんの描線なんかを見れば、そんな綺麗で完璧なものだけが絵なんだと思い込むのはアホでしかない。2018/03/05
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
7
アマゾンのおすすめを辿っていったらなぜかこれにたどり着きました。すごーい、読んだらほんとに描きたくなった。でもまだ描いてないとこがダメなんだろうな。実際に動くか否か、人生をわけるのはそれだけのようです。2016/11/14
大竹 粋
4
手術後の療養生活の楽しみとして、数年前にやりかけてストップしていた絵を描く時間ができたので、参考書として読んでみた。いろんなアプローチがあるので、まずは試してみる。手をうごかさないとね。2014/12/17
kash024
1
永沢まことの2冊めの本である。1冊めに踏み込んで絵の描き方や同氏に影響を受けて絵を描いている方の紹介が綴られている。 印象に残った記載は、 「線」が具象画の原点である 「面」は「線」の知的ブレーンである 「色」は「線」の恋人である2013/11/02
yamaneko*
1
永沢さんの絵が今に至る経緯が分かって興味深い本。2009/08/01
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