内容説明
まだやれる!まだ間に合う!今、必要なのは一歩を踏み出す勇気だ。精神科医であり、勉強法の第一人者である著者が、最新脳科学、認知心理学研究を駆使して、「歳をとったら記憶力は低下する」という神話のウソを喝破。やる気のない若者より、人生経験を積んだ大人こそ、可能性に満ちていることを証明する。歳を重ねるごとに輝きを増す生き方のノウハウがここに。
目次
プロローグ 「勉強」は40歳からがおもしろい
第1章 40歳からは実社会で役立つ勉強力がついてくる
第2章 40歳からの能力特性を知れば、未来が見える
第3章 40歳からに有利な「現代型の頭のよさ」
第4章 40歳からどこで、なんのために、なにを学ぶべきか
第5章 40歳からの実践・勉強法
エピローグ この本を読んだだけでも「勝ち」である―自分を信じて勉強しよう
著者等紹介
和田秀樹[ワダヒデキ]
1960年大阪府生まれ。1985年に東京大学医学部を卒業し、東京大学附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェローを経て、現在は精神科医。川崎幸病院精神科コンサルタント、東北大学医学部非常勤講師(老年内科)、一橋大学経済学部非常勤講師(現代経済学)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
10
いくらインプットを増やしたとしても、それをアウトプットしなければ意味はない。また、アウトプットして初めて自分の理解度を掴むことが出来る。完全に理解しているような気持ちになっていても実際に説明しようとすれば上手く説明できないことも少なくない。そのような体験はその瞬間はマイナスの感情を持つかもしれないが、将来的には大きなプラスとなる。2016/11/17
なるうお
5
ちょーっとばかし期待外れだったかな。学術的側面の話が多く具体的な内容はあまりない。全体がぼわっとした内容。この本から学んだことは、●中年でも短期記憶を司る海馬の脳細胞は増えるので、記憶力が落ちることはない●記憶力が落ちたと感じるのは記憶の仕方の問題●記憶=記銘→保存→想起●関心と理解とアウトプット●経験値(知)があること自体、中高年の特権、その上で、「メタ認知能力(客観的に観る)、人的ネットワークを駆使することが頭の良い中年●よく、スポーツ選手が体力の衰えは経験でカバーする、と言ってるのと同じこと。2017/10/29
あぽ
5
受験生の時に和田さんの本にお世話になった人は、今でも彼の本を読むらしいです。どうやら私のことかもしれません。記憶力の低下は年齢でなく復習をしなくなったからであるということ。いつでも"知りたがり"でいることが大切なこと。肝に銘じたいと思います。2012/01/31
mami
4
◆図書館◆私でも頑張れるかもと思わせてくれる。感情の老化予防に努めます。2016/04/13
ルル
2
勉強意欲わきます!メタ認知力をまず高めます^^2015/04/28