内容説明
不況時代にあって、倒産、リストラ、ストーカー、子供の誘拐、傷害、殺人…など。自分には遠い世界の出来事だと思っていたことが、今やいつ自分の身に起こっても不思議ではなくなっています。「日本にいると、安全はタダのように考えがちで、安心の上にあぐらをかいてしまう」傾向にある私たちが、個人レベルで危機管理を上手にするには日頃からどんなことを心がければいいのかを、リスク・マネジメントの権威が教示。
目次
序章 いまこそ個人の危機管理が必要な時代(個人レベルで時代をどう捉えればいいのか)
第1章 仕事上の危機に直面するとき(忍びよるリストラの脅威;リストラの旋風 ほか)
第2章 自分や家族のことに関する不安と現実(子供の行動が見えない;遺族にふりかかる災難 ほか)
第3章 危機にあいやすい人たち(安全、安心にあぐらをかいている人;用心と被害妄想を区別できない人 ほか)