内容説明
官僚をはじめ汚職の飽和状態の日本社会。年功序列、中継ぎ意識、中間管理職的意識しかないリーダーなど、これまでの日本型リーダーの限界が露わになっている。指導者が求めるべきもの、あるべき姿とは何か?また、組織の上を目指すものは、何を心がけるべきかを、長年監督として実績をあげた「知将」が意識薄弱な日本型リーダーを一喝し、人の上に立つものの姿勢を説く。
目次
第1章 人を幸せにできるリーダー、できないリーダー
第2章 周りを幸せにできる指導者の条件
第3章 冬の時代を強く生きるための作戦
第4章 困難な時代の幸福とは何か
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rubbersoul
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「そのときは、確たる信念はなかったが、今なら自信をもって言える。困難の中にしか幸せは住んでいない。幸せの中に困難が潜んでいるのではない。困難の中に、幸せが住んでいる。そこを探さなければ、幸せは見つからない」2022/09/28
きゃすばるニイヤン
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監督時代の采配を知る一人として、その時の印象と重ね合わせるように拝読した。現役時代、正直あれだけの戦力を擁すれば、誰でも勝てると思っていた。が、監督としてどれだけ選手に対し腐心した心情などが綴られており、これは管理職として従事している自分のごとに置き換えると可なり参考となる事項かあった。良いことは積極的に取り入れ試してみたい2020/10/14