内容説明
「建築家」は多岐にわたる知識とアイデアを自在に駆使し、バランスのとれた建物―内装から地域まで―を築き上げていく。こうしたダイナミックな感性や発想はどのように磨かれてくるのだろうか。広中平祐氏から数学的思考法を、作家・森瑤子氏から書く技術と男女関係論を刺激され、ヨットから人生学を学んだ「建築家」が、これまでの勉学の道を具体的なエピソードでたどり、生き抜くヒントを提示する。
目次
1 「知」を求める(時間を買い取る;建築家をめざす;生き方をデザインする)
2 「発想」を磨く(発想の原点をたどる;ものを書く;数学的な発想法とは ほか)
3 「自分」を鍛える(感性を磨く;恋の手法;作品としての結婚 ほか)