内容説明
「宝塚での生活があったからこそ、私は今の私でいられる。宝塚での生活があったからこそ、これからの私の人生がある」1985年に宝塚音楽学校にトップで入学。そして、93年に「月組」のトップスターとなり、ファンはもちろん、老若男女を越え多くの人々を魅了した著者が語る「私と私にとってのタカラヅカ」。トップゆえの心の葛藤、厳しい上下関係、同期との深い絆…。そこから“アマミ”にしか語れない美意識、価値観を学びとる。
目次
第1章 宝塚との出会い
第2章 タカラジェンヌとしての出発
第3章 不協和音が聞こえる
第4章 キャリアは自分で作る
第5章 さまざまな愛情があるからこそ
第6章 みんなに支えられて今ここにいる
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ツキノ
20
          
            1995年11月発行。このところ天海祐希のドラマばかり観ているので図書館所蔵のこの本も目に入り読んでみた。宝塚、今更ながら凄いな!その昔、建て替え前の東京宝塚劇場で出待ちのファンが並んでいるところに遭遇したことがある。はじめて見る光景に驚いた。「私の財産といえば、何事にも真っ向からぶつかっていくガムシャラな体力と行動力だけではないか」という「ユリちゃん」。ますます好きになった。今後もご活躍を!2021/08/28
          
        あんこ
15
          
            大好きで堪らない天海祐希さんこと、ゆりちゃんの自叙伝。読み終わるのはあっという間で、ただただかっこよくて素敵な人で、ますます愛しくなりました。まっすぐなゆりちゃんの言葉が目に入る度に、わたしも今の状況を真正面から受け止めようと、勇気が湧いてきました。今のゆりちゃんに、もう一度エッセイを書いてほしいなあと思ってしまいました。当時のゆりちゃんの葛藤や、それに伴う決意に背中を押されました。2014/01/07
          
        Naoko
7
          
            天海祐希さんが宝塚を退団する約1か月前に出されたエッセイ。天海さんは現在女優として成功しているけど、私は「宝塚時代は過去のこと」と不自然なまでに割り切っているような印象を受けていた。しかしこの本から、天海さんは宝塚を愛していると分かった。素っ気なく見える態度の理由も。本当に、カッコイイ女性だ。まだ観たことのない人はぜひ、天海さんが男役を演じる宝塚の「ミー&マイガール」の映像を観てほしい!茶目っ気たっぷりの男振りに惹き込まれてしまうと思う。2015/06/27
          
        あんこ
5
          
            再読。退団を前に書かれた天海さんの自叙伝ですが、若くてエネルギッシュであることが文書からも感じられます。早くに主演をやったり、トップスターになったりと、華々しく活躍された一方では悩みも多かったとは思いますが、ひたむきに「天海祐希」として宝塚を愛していたのだなということがよく分かります。正義感に溢れ、素直で誰に対しても飾らず公平な天海さんの輝きを今後もずっと見守っていたいです。2021/10/01
          
        おたおたママ
3
          
            実家にて見つけたので読んでみた。母が宝塚好きで、小さい頃ゆりちゃん観に行ったなぁと思い出した。当時の私は小学生だったのであまりよくわからなかったが、当時の彼女の姿や葛藤が感じられた。今や日本を代表するハンサムウーマン!変わらずにいてほしい素敵な女性だ。2014/03/31
          
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