講談社文庫<br> 街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブール

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講談社文庫
街を泳ぐ、海を歩く―カルカッタ・沖縄・イスタンブール

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  • サイズ 文庫判/ページ数 214p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062638531
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

内容説明

私が帰る場所はどこだろう。そもそも何故ここへ来たのか。喧噪のカルカッタ、憂愁のパリ、沖縄移民を訪ねてボリビアまで、クルドの音楽を聴きにトルコの東の果てへ―世界はあまりに広く知らないことだらけだった。彷徨える日本の今を描いて絶賛を浴びた『物語の海、揺れる島』の著者が綴る心に響く旅物語。

目次

第1章 ハウラー橋にて(インド・カルカッタ)
第2章 遠い島影(ボリビア・オキナワ村)
第3章 デンパサール・ムーン(インドネシア・バリ島)
第4章 風を織る島(沖縄・久米島)
第5章 ゆらてぃく組と過ごした日々(沖縄・石垣島)
第6章 帰郷(中国・黒龍江省)
第7章 家より遠くに(アメリカ・ロスアンゼルス)
第8章 「眼」の都市(フランス・パリ)
第9章 クルド人のダンス(トルコ・イスタンブール)
第10章 旅の記憶(タイ・ホア・ヒン)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

27
やはりこの人の本は面白い。ただの旅行記でもなく、時おり国籍など重いテーマも顔を出すが、終始「いろんな人がいるよね」といった感じでさり気ないアプローチなので、すんなり読める。2022/08/16

よっちゃん

2
作者が色々な国や街を訪れた時の体験をまとめた本。既に30年も前の話。現在では現地もかなり変わっているのだろうと思われる。解説で作者の優しさが文章に表れている。つまり話者の話が明らかに嘘でも追求しない受け入れ話を聞く姿勢があるとのこと、なるほどと思った。2025/02/14

ほうき

0
派手なことは起きないけれど、著者が旅先で感じたさまざまなことが浮かんでは消える様が描かれていて好きだった。自分の今いる場所から遠い生活の場まで想像力が及ぶ紀行は面白い。そのことを改めて認識できた一冊でした。2023/01/04

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