内容説明
迫害を受け続ける家族。思春期をむかえた著者は、十代の若者が遭遇する悩みや楽しみをひとつも経験することなく急速に「おとな」になった。労働キャンプに送られる両親。著者にも、下放される日がついに訪れた。文化大革命の残虐な真実をすべて目撃しながら生き、「野生の白鳥」は羽ばたく日を夢見続ける。
目次
第21章 「雪中に炭を送る」―姉、弟、友だち(一九六七年~一九六八年)
第22章 「思想改造」―ヒマラヤのふもとへ(一九六九年一月~六月)
第23章 「読めば読むほど愚かになる」―農民からはだしの医者へ(一九六九年六月~一九七一年)
第24章 「どうか、ぼくの謝罪を聞いてください」―労働キャンプの両親(一九六九年~一九七二年)
第25章 「かぐわしい風」―『電工手冊』、『六つの危機』、新しい生活(一九七二年~一九七三年)
第26章 「外国人の屁を嗅いで芳香と言うに等しい」―毛沢東の時代に英語を学ぶ(一九七二年~一九七四年)
第27章 「これを天国と呼ぶなら、何を地獄と言うのか」―父の死(一九七四年~一九七六年)
第28章 翼をこの手に(一九七六年~一九七八年)
エピローグ
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