内容説明
都も夜更けは真の闇、一条戻橋で百鬼夜行に行き合った若侍の味わった恐怖。羅城門の楼上で、死人の髪まで盗む老婆から、一切を強奪した下人の豪胆。陸奥へ攫われた姫君の悲歎。生ぐさく、たくましく、面白く書かれた説話の風土を訪ねて、今昔の男女と心情を共有する好著。
目次
道成寺と蛇の話
六角堂と隠形の男の話
勧修寺と高藤の話
護王神社と時平の話
仁和寺と碁打ち寛蓮の話
瀬田の橋と紀遠助の話
伏見稲荷と重方の話
羅城門と盗人の話
内舎人と安積山の話
大和国の箸墓と蛇の話
都も夜更けは真の闇、一条戻橋で百鬼夜行に行き合った若侍の味わった恐怖。羅城門の楼上で、死人の髪まで盗む老婆から、一切を強奪した下人の豪胆。陸奥へ攫われた姫君の悲歎。生ぐさく、たくましく、面白く書かれた説話の風土を訪ねて、今昔の男女と心情を共有する好著。
道成寺と蛇の話
六角堂と隠形の男の話
勧修寺と高藤の話
護王神社と時平の話
仁和寺と碁打ち寛蓮の話
瀬田の橋と紀遠助の話
伏見稲荷と重方の話
羅城門と盗人の話
内舎人と安積山の話
大和国の箸墓と蛇の話