内容説明
二十世紀最高の名コンビ―中島らも&ひさうちみちおによる、極めておかしな爆笑トーク。お題は“しりとり”で決まっていくので、どこへ進んでいくかは神のみぞ知る不思議な対談だ。「下ネタとドラッグ関係の話が多くなってしもうた」と自他ともに認める内容の濃さ!?文庫オリジナル作品。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
84
『IN POCKET』に掲載された対談をもとに再構成されたオリジナル文庫。らも氏、ひさうちみちお氏の丁々発止のしりとり対談。こわい話、Hな話、芝居の話、トイレの話他多数。ダイビングの話やアル中の人がみる幻覚の話は怖かった。らも氏はもういないけどこういう話は読んでも面白いけど実際にそこにいて聞いていたらより面白いはずだ。テレビやラジオでは流せない話がおおいけど。オパンポンの話・・・何のことかは読んでみてください。2018/03/08
ぜんこう
16
下ネタに薬多めの対談。 自然体やなぁと思ったら、案の定、酒飲みながらみたい。 なんか居酒屋で酔っ払いのオッサン2人の会話を聞いてるような心地良い感じ(笑)2017/06/06
猫丸
11
他の本でも出てきたけれど、らも氏の体験談のなかでもけっこう好きな話に再会した。ふだんはしないにもかかわらず、何かの都合で自分で食事を作ることになる。スーパーへ買い出しにいって食材を吟味する。そのとき自然と「頬に手を添える動作」が出る、という。類型化された主婦しぐさとして有名な、あの構図に自身が重なる発見。これ、僕にも同じ経験があるんですよ。カゴを持たないほうの手が、つい頬に行く。フォルムとしては広隆寺半跏思惟像の頭部ですね。無意識のうちに身体は記号を発しているのだな。2024/05/20
tnyak
4
掛け値無しで、お二人の(失礼ながら)馬鹿話、めっちゃ面白かった。 2023/05/18
安藤スミス
3
中島らもとひさうちみちおがしりとりで対談するのかと思いきやトークテーマをしりとりで決める対談。要するにルールなんてあってないようなフリートーク。すぐ下ネタにいくし。面白かった(笑)2016/01/19
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