講談社文庫<br> 逃走

講談社文庫
逃走

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 531p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062635172
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

老紳士の体から、真っ赤な血が吹き出した。騒然とする中、双子だけが瞬きもせず、殺人の一部始終を目撃していた。目撃者を消そうとする組織。二人を守る女教師ローラと刑事上がりの検事補モンタナたち。必死の攻防に、味方は一人、また一人と倒れ、彼らは追いつめられていく…。息づまるノンストップサスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Satiko Mediocre

8
ずっと積んでいました。時には本格的なサスペンス読みたいな~と思い。大成功でした。こういうハラハラ感満載のサスペンス、逃走劇は久しぶりです。人間模様、描写もしっかりしています。想像しやすい作品。最後まで圧巻です。映画化にぴったりです2015/11/19

あつぼう

7
友達に薦められて読んだけど、これは本当に面白かった。ロマンス小説をたくさん書いてる作家という事もあって、そちらの方もサービス満載でした。冒頭から展開が早く緊迫感の連続で一気読みしました。目撃者の双子が自閉症なのが面白い。自閉症ならではの記憶力が双子を追いつめる事になるけど・・・・。この双子を助ける女教師ローラと刑事上がりの検事補モンタナも魅力的。どんどん追いつめられて味方が倒れて行き逃げ道が無くなっていく中で4人の絆が深まっていく過程がいいです。かなりオススメの一冊になりました。2011/02/16

あやこ

6
面白い。読み始めてすぐに引き込まれた。目撃者の双子を消そうとする組織、二人を守る教師と刑事上がりの検事補の決死の攻防にハラハラドキドキするノンストップサスペンス。2010/11/25

すもも

5
★★★★★ 面白かった!手に汗握る逃走劇と双子の無垢、ヒロインの母性とヒーローのタフ、そして愛情はないはずの二人の恋。作者はロマンス書く人みたいですが、ロマンスには頁をあまり割いていません。それでもロマンスが心に残るサスペンスでした。サスペンスが主でロマンスが冴えてるこんな作品、他にもあったら読みたい。(SEE HOW THEY RUN 1996年作品)2015/11/21

寧々子

5
読んでいて息苦しくなるほどの逃走劇! 追われる立場の焦燥感を追体験させられます! 追跡者たちがジリジリと迫ってくる動きもわかるので、読んでて息が浅くなった。 ありきたりの普通の生活から突然切り離されて混乱しながらも、現実に立ち向かい双子を守ろうとする教師のローラは魅力的でした♪ 2011/03/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/134864
  • ご注意事項

最近チェックした商品