講談社文庫 女性刑事

オルシェイカー，マーク【著】〈Ｏｌｓｈａｋｅｒ，Ｍａｒｋ〉/加藤 しをり【訳】

講談社（1997/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 648p／高さ 15cm
• 商品コード 9784062633086
• NDC分類 933
• Cコード C0197

内容説明

次々と発見される惨殺死体。だが、犯人と目された男はすでに死んでいた。事件を追う刑事サンディの前に現れた新たな容疑者は脳外科医のニコラス。いつしか彼に魅かれていくサンディ。果たして彼は真犯人なのか！？行き詰まる捜査と女心に悩むサンディに迫る魔手…。そして恐るべき事実と意外な真相が。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ＭＩＫＥＴＯＭ]

女性を狙った連続猟奇殺人事件。過去の手口から一人の男が浮かび上がるが、彼は既に逮捕され服役中に自殺を遂げている。しかしやがて、彼の弟が容疑者として浮上し、主人公の女刑事が謎を追うが…。かなりのボリュームだがけっこう面白い。犯人候補が二転三転してなかなか真相に辿りつかず。途中で様々な要素が絡んできて読者の興味を逸らさない。ラストも手に汗握る展開。ただし、この女刑事が自分勝手過ぎ。同僚や上司がオーソドックスな手法で捜査するのを尻目に自分の判断最優先で勝手に動いて邪魔ばかりする。最後までイライラさせられた。

2020/02/17

[コウ]

父の本棚より拝借本。タイトルからは想像できないストーリーでした。思っていたより、グロくてエロい。面白かったのですが、632ページ読み続けるにはちょっとしんどかったです。何を語ってもネタバレになりそうで怖いのですが…この作品に相応しいタイトルは原題の『The Edge(境界)』、これに尽きます。

2017/03/17

[丰]

Y-10

2007/11/15