内容説明
結ばれずに終ってしまった恋、終わりを告げようとしている恋、結ばれる予感のある恋。女の恋はどこで結ばれ、どこで破れるのか。狂おしい恋を通じて男の誠実さに出会ったとき、ヒロインたちはもの狂いから目醒める。そのときこそ女の“自分で自分が見えてくる瞬間”かもしれない。心を洗う五つの愛の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
星落秋風五丈原
24
1993年5月刊行「水色のノート」を改題して文庫化。父の恩師の息子である塩沢は両親の事故後恵子と疎遠になってしまった。そして30代になり恵と名を変えた恵子の前に再び現れた塩沢だったが。「今昔物語」の「近江の国のひとなった女の話」がモチーフとなった「厚化粧」。腹違いの妹美奈は恭子の恋人平野の事をなぜか嫌っていた。その理由は。「堤中納言物語」の「思はぬ方にとまりする少将」がモチーフとなった「黒い瞳」。2001/10/31
meg
5
私はすごく良い本だと思った。 女性が女性であるという強みを感じた。2023/11/27
山内正
1
下唇の縦皺が消えない化粧して隠すしか 三十一の化粧で減り張りのある顔に 新任支店長が人事を刷新した 会った気がする九鬼と姓で 十三年前に両親を亡くし父が恩ある息子の 援助してた塩沢さんが一人で考えると 今の面影失ってる自分を見たら興冷めに 私を名指しで社内刷新に情報が欲しいと 以前私と会った事が?と 旧姓を聞いたら過去の話だと言わない 私の許嫁を忘れずにと返事に彼も忘れずにいると分かった 私は名乗りはしない彼も忘れずにいてくれたからと 2024/04/21
kkee
0
そういう考え方の人もいるのかな〜という感じ〜2015/06/12
ばおばお
0
自分に自信のある恋愛体質な女性が主人公の短編集って感じだ。ちょっと古い本だからか、今どきっぽくない展開で、だからか、全体的にイマイチだった2026/03/07




