出版社内容情報
【内容紹介】
大自然と共に生きる人々の貴重な知恵と熱き心!
遥かなるアフリカの地から寄せるメッセージ
文明は純朴に生きる人々から何を奪ったのか。遥かなるアフリカ・ギニアの大地に抱かれて育った著者が、自然と共に生活していく貴重な体験と知恵を語る。<隣人が幸せなら当人も幸せである><水を飲むときは少し残して大地に返す>家族の絆、大地の営み、働く喜びなど、私たちが忘れている熱き魂がここにある。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しんしん
5
著者が育ったギニアでの風習が詳しく書いてあった。 木を切るときは命を奪うのだからお祈りをする、という習慣に大量消費社会を反省させられた。 他にも、隣人が幸せならばお前も幸せだ、という言葉が心に残った。 大地の命と隣人の命に感謝して日々を送りたい。2016/06/14
Yoko Shimizu
1
老人の死は一つの図書館が焼失してしまうのと同じだった(本文より) わたしの知らないアフリカの文化、サンコンさんの生い立ち、大地の教えに触れることができてうれしかった。 大好きな尊敬するお友達が貸してくれた本でした!2018/04/07
CCC
1
芸能本だがギニアの文化、風習、伝承についての話がほとんど。日本との違いがよく強調されている。馴染みのないことを話を聞くみたいに気軽に読めて、中々悪くなかったと思う。2012/11/11
ひだまりさん
0
1265冊目。アフリカのギニアで育ったサンコンさんが、幼少の記憶と共に『自然と共存する知恵』が綴られた一冊。生活に必要なものは全て自然から得る。『僕たちに文明は必要ない』と言いきる姿には、神がかったものを感じます~2019/05/17