内容説明
十二指腸潰瘍手術後の患者が、長い廊下を病室に運ばれる途中に容体が急変、死亡した。責任を問われた麻酔担当医窪島は、独自に調査を開始し、意外な真相に辿り着く。しかし、その時、彼は大学の医局間の複雑な対立の中に、足を踏み入れてしまっていた。’92年度江戸川乱歩賞受賞作。乱歩賞初の医学ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
21
初作家さん。狂犬病を扱った「白い狂気の島」を読みたくて、とりあえず先にこちらを。医療ミスと見せかけた殺人事件。面白く読めたが、ちづるが好きになれず。ちづる以外の人物も好感もてなかったけど…。2013/05/10
roomy
16
初川田作品。読みやすくてあっという間に読了。ライブラリー本。2016/04/08
miyatatsu
13
全体的にちょっと惜しいという感想を持ちました。キャラクターも個性が弱いですし、一番重要なトリックもよくわからないというのが率直な感想です。2018/10/06
A-Dash
11
江戸川乱歩賞受賞作品とあったので、手にしてみたが全体的に薄味な感じで、のめり込んで読み進むと言う感じではなかった。トリックなどが簡単すぎてひきつける物が無い。2018/07/04
crazy cool joe
10
トリックが分かりづらいし、犯行動機も納得できない。イマイチだった。2015/02/24