出版社内容情報
ベルのペットになった仔犬のティーカップは、サングラスをして街角で芸を披露します。そのわけは、ベルとの出会いがきっかけでした。仔犬のティーカップは、みんなに注目されたくて、街角で毎日、芸をしていました。聴衆からごほうびをもらうこともあります。ある日のこと、いつものように芸を披露しているところに、ベルが通りかかりました。そして、ティーカップの芸を見て、足をとめたのです。その時、ベルのイヤリングが太陽に反射して光り、ティーカップはまぶしくてよろけてしまいました。そして、頭の上にのせた(食器の)ティーカップが落ちて割れてしまいったのです。聴衆はその場から離れていきましたが、ベルはカップのかけらを拾って、ティーカップをお城へ連れていきます。カップを修理して、ティーカップにごちそうし、もてなしました。ティーカップはハープをひくなどして、精一杯の芸をしてみせます。これまで夢だった”スター”になれた気がしました。それも、”ベルのスター”に! ベルのロイヤルペットになったいまも街角の芸は続けています。今度は失敗しないように、サングラスをかけて!
小宮山 みのり[コミヤマ ミノリ]
著・文・その他/翻訳
エイミー.S・カースター[エイミー.S カースター]
著・文・その他
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- 和書
- 戦国・織豊期と地方史研究