出版社内容情報
ねこの「ぼく」がバイオリンを奏でると、音が音符になってバラバラ落ちてきました。それを土に埋めると、音楽の木に育って・・・。ねこの「ぼく」は、夜、うさぎのロージーの家の屋根に上ってバイオリンを奏でます。朝になると、家の周りには昨夜の音楽が音符になってバラバラ落ちているので、ロージーはそれをひとつ残らず拾って届けに来るのです。「きっとぼくの演奏を気に入ってくれているんだ」。何かプレゼントしたい、と思い、「ぼく」はそれを土に埋めて毎日お水をあげるとあらふしぎ、やがて芽が出て、大きな木に育ちました。すると、どこからともなく鳥たちがやってきて、楽しい歌を歌います。これをロージーに聴かせなくちゃ! 鳥たちを留らせたまま、「ぼく」は木の鉢をロージーの家へ運びました。ロージーはすてきなプレゼントに大喜び。ロージーが喜んでくれて「ぼく」もとても嬉しかった、というおはなしです。
アンドレ・ダーハン[アンドレ ダーハン]
著・文・その他
きたやま ようこ[キタヤマ ヨウコ]
翻訳
内容説明
ふたりの気持ちがひびき合う、とっておきの物語。
著者等紹介
ダーハン,アンドレ[ダーハン,アンドレ][Dahan,Andr`e]
1935年、アルジェリア生まれ。フランスの国立パリ工芸学校卒。パリ装飾美術学校で美術を教えるかたわら、イラストレーターとして活躍。1987年に、初の絵本『ぼくのともだちおつきさま』を出版。パリ在住
きたやまようこ[キタヤマヨウコ]
1949年、東京生まれ。文化学院卒。絵本作家。「ゆうたくんちのいばりいぬ」シリーズ(あかね書房刊)で第20回講談社出版文化賞絵本賞、『りっぱな犬になる方法』(理論社刊)で1993年度産経児童出版文化賞推薦、また同書と『じんぺいの絵日記』(あかね書房刊)で路傍の石幼少年文学賞、『いぬうえくんがわすれたこと』(あかね書房刊)で第56回産経児童出版文化賞産経新聞社賞など受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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