内容説明
かみのけがあって、みみもちょっと、みえる。でも、わかるのは、それだけ。あたまのなかでは、いったいなにをかんがえているんだろう。さあ、のぞいてみよう！マリーのあたまのなかの、そのなかを。
著者等紹介
フーミンネ，シスカ［フーミンネ，シスカ］［Ｇｏｅｍｉｎｎｅ，Ｓｉｓｋａ］
ベルギー生まれ。１９８７年より、ルーヴェンの大学でゲルマン語系の言語学を専攻。アントワープにある国立児童文学センターで一時期働いたのち、校正やオランダ語教師などさまざまな職を経験した。２００５年から作家、フリーの編集者として独立
ヤハテンベルフ，イヴォンヌ［ヤハテンベルフ，イヴォンヌ］［Ｊａｇｔｅｎｂｅｒｇ，Ｙｖｏｎｎｅ］
オランダ生まれ。アルネムの芸術学校を卒業後、作絵ともに手がけた『とくべつないちにち』を２００１年に発表、オランダの新人奨励賞であるシャーロット・ケーラー奨学金を受け、国際的な注目も集めた
野坂悦子［ノザカエツコ］
東京生まれ。１９８５年オランダに渡りフランスを経て１９９０年に帰国。『おじいちゃんわすれないよ』（金の星社）で、産経児童出版文化賞大賞を受賞。「紙芝居文化の会」の海外企画推進委員としても活動をつづけている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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Kawai Hideki
59
頭の中に想いをはせる絵本。物理的には頭蓋骨が入っているのだが、もっと不思議でドキドキすることが入っているよね、というお話。たいていはごちゃごちゃしているけれど、よくよく整理してみれば、「ブランコにのりたい」とか「あのうちに、誰がすんでるのかな」とか「犬と散歩できたらうれしいな」とか、いろいろ入っている。娘もこの絵本に触発されたようで、会社帰りの私に「頭の中は何が入っていると思う？」とふっかけてきた。娘の頭の中は「幼稚園とお友達とお母さん、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん」のことが入っているらしい。2017/01/17
魚京童！
17
脳髄が…お呼びじゃないようだ。2016/02/03
Cinejazz
10
〝 私の名前はﾏﾘ-｡ 私の｢あたま｣を､外から見ると､目､耳､鼻､頬っぺた､口がついている。皆とおんなじ...でもね､｢あたま｣のなかって､見たことある?...何がはいっているのかな ? 〟･･･なんだか､いっぱいの｢モノ｣がつまってるみたいよね｡ 嬉しい思い､悲しい思い､意地悪な思い､優しい思い､宇宙って､どうなってるの? 大きくなって看護師になったら､男の子にもてるかな? 化け猫に捕まったらどうしよう､なんてね...。 みんなも､一緒に考えてみない? 2023/05/30
二条ママ
7
次女５歳9ヶ月。図書館本。娘にタイトルだけ読んだら、脳みそでしょうと即答。でも中身を読んだら、違うよね。楽しい絵本だった。2022/02/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
2012年度読み聞かせ選本リスト５年生2013/04/01
