内容説明
「じっとしてて!」って言ったのに、窓から逃げ出したアルノのウサギ。じっとしてるの、嫌だったのかな?僕のしたい事と、ウサギのしたい事はちがうのかな…?アルノは考えます。
著者等紹介
ヤハテンベルフ,イヴォンヌ[ヤハテンベルフ,イヴォンヌ][Jagtenberg,Yvonne]
オランダ南部の都市ティルブルフに生まれる。アルネムの芸術学校を卒業。絵本デビュー作となった『とくべつないちにち』で2001年に月間羽飾り賞を受賞、続く2002年には、その作品と本作『ぼくのウサギ』とで、新人奨励賞であるシャーロット・ケーラー奨学金を受けた。絵本のほか、子ども用家具のデザインも手がけ、現在、彼女が考案したキャラクターを描いた家具やテキスタイルは、世界各地で販売されている
野坂悦子[ノザカエツコ]
東京に生まれる。1985年オランダに渡り、オランダ語の絵本に出会う。その後フランスに引っ越し、1990年に帰国。『おじいちゃんわすれないよ』(ベッテ・ウェステラ/文 ハルメン・ファン・ストラーテン/絵 金の星社)で、第50回産経児童出版文化賞大賞を受賞。また、「紙芝居文化の会」海外担当として、各地で講座や講演をつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yuzuriha satoshi
22
なぜ男の子は最後に一番大好きなウサギを描こうとしたのか なぜウサギは逃げたのか なぜあの姿勢で見つかったのか なぜなぜなぜ と 考え出すと止まらない ひとつひとつ自分なりに解釈をつけることは出来る もしかして歴史的な比喩があるとか オランダに伝わる民話が下敷きになっているのではないか そんな風にも考える でも たぶん見たままのものを受け入れればいいんだろうな 大好きな絵2014/12/09
mntmt
12
素朴な味わい。2015/11/13
timeturner
3
ウサギの絵が可愛い。背景をシンプルにしてるのも効果的。2012/10/13
さき
3
息子に読み聞かせるために購入。うさぎと主人公の関係を通じて、主人公がラストに至った心境に共感し手くれたら嬉しい。ほのぼのとした本。2012/06/30
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- 和書
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