世界の絵本 いたずらうさぎデイビー とってもともだちなんだもん

タルレ，イブ【絵】〈Ｔｈａｒｌｅｔ，Ｅｖｅ〉/ヴェニンガー，ブリギッテ【文】〈Ｗｅｎｉｎｇｅｒ，Ｂｒｉｇｉｔｔｅ〉/立原 えりか【訳】

講談社（2001/05発売）

• サイズ A4判／ページ数 1冊(ﾍﾟ／高さ 30cm
• 商品コード 9784062621762
• NDC分類 E
• Cコード C8771

出版社内容情報

デイビー、どうしてけんかしちゃったの？　デイビーは、かんかんに怒っています。親友のエディーのつくったダムがこわれたせいで、デイビーのボートが流れていってしまったというのですが……。　　　幼児から

内容説明

うさぎのデイビーと親友のエディが、耳をつかみあっての大げんか。「もう、顔も見たくないや！」絶交したふたりの、ホントの気持ちは？デイビー・シリーズ第６弾。

著者等紹介

タルレ，イブ［タルレ，イブ］［Ｔｈａｒｌｅｔ，Ｅｖｅ］
１９５６年、フランス東部アルザス平野の南に位置する工業都市ミュルーズに生まれる。子ども時代をドイツで過ごしたあと、アルザス地方の中心都市ストラスブールにある美術学校で学ぶ。１９８１年に最初の絵本を刊行して以来、情景を俯瞰的に描く独特な構図と質感のあるイラストで人気をよんでいる。絵本画家の夫と２人の子とともに、ブルターニュ地方に住んでいる

ヴェニンガー，ブリギッテ［ヴェニンガー，ブリギッテ］［Ｗｅｎｉｎｇｅｒ，Ｂｒｉｇｉｔｔｅ］
１９６０年、オーストリアのクーフシュタインに生まれる。幼稚園の先生をしたのち、現在は絵本のお話を多く手がけている

立原えりか［タチハラエリカ］
１９３７年、東京に生まれる。都立白鴎高校卒業。在学中より童話作家をめざし、「婦人朝日」童話欄などに投稿をはじめる。１９５７年、２０歳を記念して自費出版した童話集『人魚のくつ』でデビュー。１９５９年、この作品により第８回日本児童文学者協会新人賞を受賞。１９６０年、『木馬がのった白い船』（ユリイカ）を出版。１９６１年、『ゆりとでかでか人とちびちび人のものがたり』で第２回講談社児童文学新人賞を受賞。同年、『でかでか人とちびちび人』と改題して講談社より出版される
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく]

いたずらうさぎデイビーシリーズ。親友エディとけんかしたデイビー。なかなかあやまることができません。でも相手のしていたことを認めると、自然と仲直りできてしまうんです。デイビーもエディも相手をおもいやる気持ちを持てたからこそです。

2020/07/23

[遠い日]

「いたずらうさぎデイビー」のシリーズ。親友のエディとけんかしたデイビー。お互いに言いたい放題言い合って遊びは中断。けんか別れの後味の悪さと、ひとりのつまらなさ。お互いの得意とするところを改めて見出して仲直りするまでの心理の動きが鮮やか。

2017/10/30

[mari]

デイビーと友達エディとのお話。ある日二匹はけんかしますが、お互いのすごいところを見つけて仲直り！子ども達がほっと笑顔になれる結末です。

2014/01/05